辻村定次、野中郁江、篠井謙 著
新日本出版社
2001年4月 発行
定価 2,200円(税別、送料別)
ISBN 9784406028011
はじめに−ゼネコンの今と明日が分かる
第1部 これでわかる日本のゼネコン
第1章 日本型ゼネコンとは
ゼネコンの意味にはいろいろある
日本の建設産業は中小零細業者で成り立つ
ゼネコンは工事を受注し、施工は下請まかせ
第2章 ゼネコン膨張の課程
戦前の建設産業とゼネコン
高度経済成長期の建設ラッシュとゼネコン
70年代構造再編ですすむ減量化、EC化
80年代は国際化から国内造注産業へ
第3章 縮小と撤退へ、変貌するゼネコン
元請ゼネコンの代行をする下請業者
機械や技術を手放すゼネコン
ゼネコン現場の技術者・労働者は激減している
国民の認識とズレるゼネコン
ゼネコン神話の崩壊
第2部 公共工事とゼネコン
第4章 ゼネコン政治とは何か
公共事業へのゼネコンの依存度
アメリカの圧力で決められた公共投資基本計画
利権・談合による公共事業のバラマキ−民主主義の欠如
不良債権処理に追われるゼネコンへの公共事業による救済
雇用吸収力も落ち込む公共事業
第5章 大手ゼネコンの公共事業産業化戦略
第3部 ゼネコン・クライシスのなかの企業経営
第6章 「失われた10年」とゼネコン
第7章 ゼネコン・クライシスは四重の複合危機
第8章 ゼネコン・クライシスは止まらない
第9章 ゼネコン企業と会計ビックバン
第4部 ゼネコン・クライシスのなかの企業経営
第10章 21世紀の建設需要とゼネコン
第11章 ゼネコンの技術力をどう再生するか
第12章 大手ゼネコンに明日は見えるか
−21世紀型企業への提言
おわりに