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『韓国建設産業の変革への取組み−調査報告−』

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建設政策研究所 編
2009年6月 発行
頒価2000円(送料別)


 韓国では、非正規労働者を直接雇用するなどして、重層下請構造を改善し、ダンピング受注やピンハネ、賃金遅配・未払い、労災かくしなど、これまで常態化していた悪弊を必要な法改正と諸制度の改善により打開し、健全な建設産業づくりが国を挙げて行われています。
 日本の建設産業が閉塞状況に陥り、産業の明るい展望が切り開くことを模索している現状を打開する上で、大きなヒントを与えてくれるものとして、多くの関係者にお読みいただくことを切に願っております。

目次

はじめに
第1章 韓国を理解するために
第2章 建設産業 データでみる韓国と日本の比較
第3章 韓国の建設産業の構造と業界組織
第4章 韓国の建設労働者と労働運動
第5章 韓国の建設労働組合 産別労組への展開と活動
第6章 沈揆範『建設現場の重層下請構造の改善方策』から提言および改善内容の紹介
第7章 重層下請構造の改善に向けた建設産業基本法等の改正の内容
第8章 労働契約と四大保険、そしてTCカード―社会保障システムと就労履歴、ICカードへの期待―
第9章 技能系人材のキャリアパス―確保・育成・評価―
おわりに