雑誌「建設政策」第139号〜第120号

第139号(2011年9月)

<特集 東日本大震災から5ヵ月―被災地・被災者に寄り添った復旧支援・復興政策を>

□随想 商店街活性化という難問    辰巳 裕史
□小特集 建設産業における適正な賃金体系にむけた雇用改善 その2
 ―建設従事者の技能技術の向上と後継者育成 後編
 ・座談会「ドキュメント・被災地の労使間協力で実現した応急仮設木造住宅の建設」
 ・職人の安心と活気が住まい手の安心をつくる―応急仮設木造住宅建設現場
□小特集 ベトナム視察報告 後編
 ・分譲住宅現場―ホーチミン市郊外新興住宅街
 ・ベトナム建築大学 HOANG THIEN TOAN教授との懇談
 ・ベトナム労働総同盟、ベトナム建設労働組合
 ・参加者の感想
□支所のページ 2010年度大阪府発注工事の入札と落札
□大手ゼネコン 売上高減少でも確実に利益をあげる経営に
 ―上位ゼネコン27社の企業分析 2011年3月期決算より―   建設政策研究所
□特集 東日本大震災から5ヵ月―被災地・被災者に寄り添った復旧支援・復興政策を
 ・震災から半年、見えてきた被災者の視点抜きの政府・財界の復興計画
  ―「巨大リスク」対処にも守るべき憲法的視点   永山 利和
 ・災害廃棄物(ガレキ)処理に関する提言
 ・仮設住宅建設の諸問題と今後にむけての提言
 ・「東日本復興政策プロジェクト公共事業・エネルギー部会」第1次提言  
 ・政府の大震災復興構想会議「第一次提言」に関する見解    建設政策研究所
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□建設人・九条の会  「抑止力について考える」  東京慈恵会医科大学教授 小沢 隆一
□情勢の特徴
□活動日誌

第138号(2011年7月)

<特集 東日本大震災から3ヵ月 地域住民の声と力が活きる復旧・復興を>

□随想 暮らしとコストの転換点    高田 桂子
□特集 東日本大震災から3ヵ月 地域住民の声と力が活きる復旧・復興を
 ・被災者の生活再建、被災地の復旧・復興をどう進めるか    辻村 定次
 ・岩手県の復旧・復興に向けた取組み
 ・入居者の希望・事情に配慮した仮設住宅づくりを目指す    宮古市都市整備部
 ・地元の建設6団体が自主的に立ち上げた復旧協議会―岩手県管工業協会宮古支部・北村順正支部長に聞く
 ・木造仮設住宅を可能にした―住田町の地域循環型経済システム―  
5.18「東日本大震災復旧復興討論集会」より
 ・東日本大震災の復旧復興 その状況と私たちの課題   鈴木 浩
 ・―鈴木浩福島大学名誉教授補足報告―「原発に依存しない持続可能な社会をめざす」
 ・救援と復旧―建設労働組合からの報告
□小特集 建設産業における適正な賃金体系にむけた雇用改善 前編
 ・インタビュー 建設産業専門団体連合会 才賀清二郎会長
 ・インタビュー 全建総連東京都連合会 田口正俊書記長
□INAXメンテナンス事件最高最判決の可能性   村田 浩治
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第137号(2011年5月)

<緊急特集 東日本大震災から立ち上がる―今、問われる建設分野の役割>

□随想 東日本大震災復興への道筋と“正義”    鈴木 浩
□緊急特集 東日本大震災から立ち上がる―今、問われる建設分野の役割
 ・「東日本大震災」を踏まえ持続可能な地域社会・国土づくりの基本認識    建設政策研究所
 ・千葉県の津波(旭市)と液状化の被害
 ・ダンプ労働者の税金相談の最中に大地震が―そこで暮らす人々が参加する防災計画を    鈴木 一利
 ・リポート 被災地の実態(宮城県亘理・仙台・石巻・南三陸)   辻村 定次
 ・道路・河川など社会資本の復旧と課題    松本 義浩
 ・「東日本大震災」被災者救援に関する緊急提言    建設政策研究所
□セミナー報告 TPPへの参加は国民生活、建設産業に何をもたらすか
 ・主催者あいさつ
 ・「TPP批判―日米安保体制依存と農業なき通商国家化の問題点」   田代 洋一 大妻女子大学教授  
 ・フロア発言より
 ・TPPへの参加が建設分野に与える影響に関する見解   建設政策研究所
□ベトナム視察報告 前編
 ・ベトナムの状況と視察にあたって
 ・ODA現場 ハノイ市紅河・ニャッタン橋
 ・ODA現場 サイゴン東西道路建設プロジェクト
 ・参加者の感想
□支所のページ 関西支所 生コン価格に関するレポート   蚊口 哲也
□支所のページ 北海道センター 季節労働者調査記録 其の四   川村 雅則
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第136号(2011年3月)

<特集 日本経済の立て直し―地域と建設分野から考える>

□随想 故郷発―森と川のニュース   高木 直良
□シリーズ公契約8 川崎市の公契約条例
 ・川崎市の公契約条例制定に関する見解   建設政策研究所
 ・インタビュー 川崎市公契約条例制定の取り組みにかかわって
  賃金の基準を決める審議会委員に労働者代表が参加することに!!
  首都圏建設産業ユニオン中央執行委員 丸田幸一氏に聞く
 ・資料 川崎市契約条例の一部を改正する条例(抜粋)
□2011年度政府予算案の特徴〜公共事業関係予算を中心に〜 「新成長戦略」の着実な実施で、国民生活に背を向ける予算!
□特集 日本経済立て直し―地域と建設分野から考える
 ・総論 「通商国家」政策から国内消費安定化政策へ   インタビュー 藤田実氏
 ・建設産業の賃金を巡る新たな展望   辻村 定次
 ・資料 首都圏建設労組組合員2010年賃金調査結果
 ・地域における経済波及効果の取り組みの事例環境
  環境・地域・自然エネルギーの利活用と地域経済への波及効果   大友 詔雄
 ・菅内閣の「新成長戦略」に対する見解と建設分野からの提言
□政府の大都市成長戦略における「都市再生」事業
  UR(都市再生機構)見直しとの関係で見る   坂庭 国晴
□仕事おこし、仕事確保シリーズ2
 「広島県小規模修繕契約希望者登録制度」の創設と受注獲得・制度改善の運動   原 美夫
□支所のページ 北海道センター 季節労働者調査記録 其の参
□海外建設事情紹介 ドイツの建設労働協約と賃金制度 第1回   松丸 和夫
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第135号(2011年1月)

<特集 アスベスト被害者の救済と、飛散防止に向けて>

□巻頭言 建設産業にディーセントワークの実現を   松丸 和夫
□取材 野田市公契約現場―全国初、道路工事現場で条例適用
□野本市長・野田市の公契約における想いを目の当たりに   赤羽根 伸一
□シリーズ公契約7 野田市の「改正公契約条例」をどのように評価するか   辻村 定次
□特集 アスベスト被害者の救済と、飛散防止に向けて
 ・アスベスト被害者の救済・補償と今後の被害抑止   森 裕之
 ・国と建材メーカーの法的責任を問う
  ―首都圏建設アスベスト訴訟の現局面と今度の展開―   山下 登司夫
 ・建設従事者のアスベスト被害拡大とばく露対策の問題   三宅 一也
 ・インタビュー 浦和青年の家跡地利用を考える会 再生砕石にアスベストを混入させるな
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座 第6回(最終回) ランク別発注(地域要件)   庭野 峰雄
□成長期のベトナムのインフラ 課題と対策   井上 歩
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□第22回定期総会報告
□第22回総会記念講演  萩原伸次郎横浜国立大学教授
  日本経済の危機と望まれる経済政策―米国流新自由主義からの呪縛をどのように解くか
□17回全国建設研究・交流集会報告とアンケート集計結果、沖縄報告
□支所のページ 関西支所 地元の声を復興に生かせ
  兵庫県佐用町副町長と交渉 地元町議と意見交換&復旧状況を視察
□支所のページ 北海道センター 季節労働者調査記録 其の弐   川村 雅則
□情勢の特徴
□活動日誌

第134号(2010年11月)

<特集 今こそ、地域経済活性化を―地方自治体が鍵を握る>

□随想 私たちの職場ってなんなのだろう?今の労働組合って?   竹澤 秀史
□シリーズ 公契約 6 公契約条例の運用と重層下請構造      辻村 定次
□第1回議員研修会 初の地方議員研修会に全国から118名参加
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座 第5回 総合評価方式   庭野 峰雄
□特集 今こそ、地域経済活性化を―地方自治体が鍵を握る
 ・地方自治体が地域経済活性化に果たす役割
 ―新たな産業構造の構築をめざして―     山本 篤民
 ・中小企業振興条例と地域経済活性化         植田 浩史
 ・インタビュー 埼玉県ときがわ町長 関口定男さんに聞く
  ときがわ方式―地域の資源と力を活かした学校内装の木質化
 ・取材 地域の中小企業と歩む信用金庫
 ―浜松信金・しんきん経済研究所の役割と取組み―
□セミナー報告 民主党が進める「地域主権改革」を問う
 ―住民の安全な暮らし、地域建設業はどうなるのか
 ・「地域主権改革」を問う―民主主義と行政、国民生活の危機   晴山 一穂
 ・民主党「地域主権」でどう変わる、どう変えるこの国のかたち  木村 雅英
 ・「地域主権改革」が招く建設行政崩壊    古澤 一雄
 ・「地域主権改革」―建設分野からの問題提起    辻村 定次
□海外視察のご案内 シームレスアジア・ベトナムのインフラ開発事情
□住宅市場で明暗が分かれる
 ―大手ハウスメーカー8社、パワービルダー5社の企業分析 2010年3月決算より
□【海外建設事情紹介】中国の建設生産構造と農民工問題 3
 職業訓練の実施状況と当面する問題     全 鳳花
□【支所のページ】北海道センター 季節労働者調査記録 其の壱   川村 雅則
□本の紹介
 『甦るフランス遍歴職人』
 『政治主導を問う』、『公共事業再生』
□けんせつ歳時記       丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第133号(2010年9月)

<特集 国民主権・住民主権を破壊する「地域主権改革」>

□随想 京建労結成60年の歴史と私   田辺 正男
□シリーズ 公契約 5 公契約条例における労働者の範囲と「一人親方」 辻村 定次
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座
 第4回 指名競争入札・一般競争入札・随意契約  庭野 峰雄
□特集 国民主権・住民主権を破壊する「地域主権改革」
 ・総論 「中央集権制打破」というトリック  永山 利和
 ・地域主権と財政問題  森 裕之
 ・地方出先機関ができた背景から国の責任を考える  葛西 浩徳
 ・「地域主権戦略大綱」に関する建設分野からの見解   建設政策研究所
 ・資料 地域主権戦略大綱 構成と概要
□取材 山形県庄内町「持家住宅建設祝金」制度に見る地域建設業支援と地域内経済循環
□インタビュー 日本建設産業職員労働組合協議会 時短に向けて産業全体でシステム改善を
□「建設共通パス」のめざすもの  蟹沢 宏剛
□けんせつ歳時記  丸山美沙夫
□売上高、利益は減少するも内部留保は堅調
 ―上位ゼネコン27社2010年3月決算 建設政策研究所
□【海外建設事情紹介】中国の建設生産構造と農民工問題 2
 ――長時間労働及び現場安全問題――  全 鳳花
□【支所のページ】関西支所 関西建設研究交流集会報告
 「どうする建設産業〜未来につづく まちづくり、国づくり〜」をテーマに熱い討論  蚊口 哲也
□情勢の特徴   
□活動日誌

第132号(2010年7月)

<特集 民主党連立政権の建設政策を検証する>

□随想  建設関連労連40周年  粕谷 正明
□工務店、個人事業主の制度活用における勘所を探る  徳本 茂
□シリーズ 公契約 4 国分寺市が公契約条例の素案を発表
全国の条例制定運動を、さらに前進させる役割に確信  永井 浩
□特集 民主党連立政権の建設政策を検証する
 ・ポスト新自由主義時代への公共事業の民主的改革  松丸 和夫
 ・国内を踏み台にした海外展開支援策――建設産業がその担い手に  越智 今日子
 ・防災・環境――消えない「いのち」と環境への不安  高木 直良
 ・住宅分野長期優良住宅とリフォームで活性化  村松 加代子
 ・公共事業――大型事業に集中投資  村松 加代子
 ・地域内循環型経済づくりこそ日本の新しい成長戦略  辻村 定次
□建設労働市場の規制緩和の帰結と今日的な組織化課題
  ――アメリカ建設労働組合の挑戦から  惠羅 さとみ
□シンポジウム―建設産業における個人請負労働者の権利獲得に向けて
□【海外建設事情紹介】中国の建設生産構造と農民工問題 1
  ――「包工隊」生産方式に存在する問題――  全 鳳花
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座
 第3回 予定価格の入札前公表  庭野 峰雄
□【支所のページ】北海道センター
公共事業をどうするのか(1)―再び、建設事業者調査より―  川村 雅則

第131号(2010年5月)

<特集 地域公共交通の危機を乗り越える>

□随想 たたかいで勝ち取った建設職人の「生きる権利」−建設国保   鈴木 雄一 
□シリーズ 公契約 3 公契約条例が建設業者の経営の安定に役立つために 辻村 定次
  □特集 地域公共交通の危機を乗り越える
 ・地域における総合交通政策のあり方  中山 徹
 ・地域住民の交通権保障は自治体の責務
  ―地域公共交通における自治体の役割  土井 靖範
 ・海外における地域交通の現状と教訓―車社会の洗礼を受けて  青木 真美
 ・資料 データで見る地域公共交通の財源問題
 ・旧玉川水道道路の自動車専用道路をみる―東京都渋谷区幡ヶ谷
□シリーズ 災害にどう備えるか 3 全国土砂崩れ現場
 政府の対策と今後の課題   葛西 浩徳
□小特集 建設産業における今日的な「一人親方」労働
 ・今日的「一人親方」労働に関する調査の概要と近年の傾向
 ・今日的な「一人親方」の状態―アンケート結果から―  山根 清宏
 ・野丁場の重層下請け構造下における今日的「一人親方」の位置・役割  越智 今日子
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座 第2回 最低制限価格制度・低入札価格調査制度・失格基準   庭野 峰雄
□けんせつ歳時記   丸山美沙夫
□本の紹介
 ・『国有地詐取「世田谷最後の最高峰マンション」建設 意義あり!』
 ・『「防災コミュニティ」―現場から考える安全・安心な地域づくり』
□【支所のページ】関西支所 特別研究会・連続講座
  『建設業法のそこが知りたい!』シリーズ 増え続ける“不払い問題”
□情勢の特徴
□読者の声
□活動日誌

第130号(2010年3月)

<特集 国民の生活と経済を立て直す礎としての建設産業とその可能性>

□随想 龍馬が甦る時代に   下元 幸夫 
□2010年度政府予算案の特徴――公共事業関係予算を中心に―― 松本 義浩
  「コンクリートから人へ」の理念のもと、公共事業費を大きく抑制
□賃金実態調査
 ・2009年首都圏4組合賃金調査結果
 首都圏建設労働者の賃金、労働日数は大きく減少   村松 加代子
 ・徳島建労2009年度賃金実態調査
 建設不況と労働条件   表木 五郎
□特集 国民の生活と経済を立て直す礎としての建設産業とその可能性
 ・総論 地域経済の再生に直結する建設産業の課題    松丸 和夫
 ・医療・介護の現場から見た建設業の重要性    前沢 淑子
 ・インタビュー ふくおか健康まちづくりネットワークの取り組み
 まちなかの小さな危険の改善は、建設業者の技量に期待
 ・林業改革の必要性と地域建設業の取組み   笠原 義人
 ・政権交代後の新政権の建設産業政策の課題   永山 利和
□シリーズ 公契約 2 インタビュー野田市 公契約条例を国と全国自治体へ発信
□シリーズ 災害にどう備えるか 2 兵庫県佐用町の被災現場から
□基礎がわかる 公共工事入札制度講座 第1回 予定価格   庭野 峰雄
□けんせつ歳時記   丸山美沙夫
□海外建設事情紹介 アメリカ合衆国
 06年〜07年建築住宅でシック・ハウス症候群が多発、
 中国製合板が原因か!?   藤好 重泰
□【支所のページ】北海道センター
 北海道で大規模調査に見る非正規労働者の困窮   川村 雅則
□情勢の特徴
□活動日誌

第129号(2010年1月)

<特集 設立20周年記念国際シンポジウム「建設産業の未来と働くルール作り」>

□巻頭言 建設産業を取り巻く環境変化を新しい展望へ結びつける力   松丸 和夫理事長
□シリーズ公契約 公契約(法)条例制定運動の到達点と政策・運動課題   永山 利和
□ニュース 公契約法の請願が参議院で採択される
□「国土交通省地方整備局廃止」の動向に関する見解   建設政策研究所
□けんせつ歳時記   丸山 美沙夫
□特集 設立20周年記念国際シンポジウム「建設産業の未来と働くルール作り」
 ・実行委員長あいさつ グローバル化に対応した政策提言を   加藤 桂一
 ・コーディネーター趣旨説明 世界を見ながら足元を固める時期   永山 利和
 ・基調報告 公契約条例(法)をバネに交渉システム確立を   松丸 和夫
 ・オーストラリア 政権交代が労使関係制度に与えた影響とは   リンゼイ・フレーザー
 ・韓国建設産業における労使交渉の現況と課題
  ―建設労働者の直接雇用、賃金・労働条件の改善の為に―
 ・質疑応答、まとめの報告
□千葉共同研究会の報告「安全・安心まちづくりへの提言」   高木 直良
□金融危機と実体経済の落ち込みが大手建設業者にも影響
 ―大手ゼネコン・住宅企業の2009年3月期決算から   辻村 定次
□投稿論文 リーマン・ショックと不動産証券化   橋 円香
□建設関連業界における再編淘汰の動向   山田 規世
□第21回定期総会開かれる
□支所のページ 関西支所第15回定期総会&記念講演
□情勢の特徴
□活動日誌
□第16回全国建設研究・交流集会報告とアンケート集計結果

第128号(2009年11月)

<特集 「100年に1度」の経済危機下で、地域経済再生を考える>

□随想 15万人東京土建をめざして   巻田 幸正
□特集 「100年に1度」の経済危機下で、地域経済再生を考える
 ・インタビュー 岡田 知弘氏
  地域における、住民・業者・自治体の連携が地域を再生する
  ―地域内再投資力の実現をめざして―
 ・自治体財政の現状と健全化の課題   初村 尤而
 ・山形県金山町
  岐路に立つ林業と建設業の振興をめざす「街並みづくり100年運動」
 ・地域経済活性化と建設産業の役割
  ―産業構造の転換に直面する川崎市の事例から―  山本 篤民
□小特集 中小建設業者の仕事確保にむけて
 ―埼玉土建・建設政策研究所共同研究成果報告―
 ・町場の「現代的再構築」「仕事・就労確保」の本格的探求と実践をめざして  島野 義人
 ・建設業者の仕事確保と経営の状態   山根 清宏
 ・住宅改修助成制度改善の課題―制度活用を広げるために   坂庭 国晴
 ・先進的な中小工務店の仕事確保の取組み   山本 篤民
□建築金物メーカー「アトラス破産事件」勝利
 ―屋号持ち・グループ請け出来高施工職人の売掛金を労働者債権と認定し、
 全国120人、総額1億2000万円を救済― 中村 修一
□シリーズ 災害にどう備えるか 1
 駿河湾沖地震の被害を最小限に抑えた自治体防災対策
 ―静岡県と東京都の比較から考える― 松井 民人
□野田市公契約条例の制定に関する見解  建設政策研究所
 野田市公契約条例 
□本の紹介 尾林芳匡/入谷貴夫編著『PFI神話の崩壊』自治体研究社
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第127号(2009年9月)

<特集 韓国建設産業政策から何を学ぶか>

□随想 「派遣村」が必要ない社会と公的就労事業 佐藤 陵一
□特集 韓国建設産業政策から何を学ぶか
 韓国建設産業研究員シム博士来日
 ・韓国建設産業変革のねらいと法改正の成果
 ・法改正に連動した取り組み
 ・施工参加者制度の復活を阻止し、次の課題に向けて
 ・日本の建設産業に期待すること
□シンポジウム報告 「私たちが望む道路行政・道路建設を考えよう−外環道建設から見る道路問題−」
 ・東京外郭環状道路(世田谷−練馬16km区間)の事業化に関する見解 建設政策研究所
□レポート庄内地方
 ・田川建労県外就労者留守家族懇談会
 ・地滑り現場をたずねて
 ・地元産材で建てた小学校
□湯西川ダム建設現場を見て 高木 直良
□地域内循環型経済に貢献する地域建設業
  ―高知市の行政と建設業者の聞き取り調査に基づいて― 辻村 定次 
 ・高知市の中小零細建設業者が市に公共事業発注で要請
□建設人・第9条の会のページ 改憲をめぐる情勢と課題
  田中 隆弁護士の講演
□【海外建設事情紹介】不況期における各国の政策 3 ドイツ
  ―<労使関係>と<技術革新による環境>への配慮― 松丸 和夫
□支所のページ 関西支所
 ・第12回関西建設研究交流集会
 ・6.20公務技術シンポジウム
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第126号(2009年7月)

雑誌画像

□随想 成績評定の改訂から考える現場の「権限」と「責任」 加藤 桂一
□特集 日本の道路建設の転換をはかる−道路をめぐる公共事業の問題
 ・今、生活道路が危ない!−「地方の道路」と「地方の公共交通機関の充実を」 葛西 浩徳
 ・高規格・高速道路建設は不況打開の切り札になり得ない 依田 満博
 ・道路建設行政における行財政構造の基本問題 永山 利和
 ・外環道の実態 インタビュー 豊田 詠史 氏
□ 小特集 「経済危機対策」−危機から脱出するために何が必要か
 ・政府の「経済危機対策」に関する見解 建設政策研究所
 ・資料「経済危機対策」の概要
 ・「経済危機対策」は日本経済に安定と活力をもたらすか
  −雇用・生活の安定と内需の喚起に向けて 山本 篤民
□INAXメンテナンス事件東京地裁判決(平成21年4月22日)の評論 古川 拓
□日建連『建設技能者の人材確保・育成に関する提言』をどう評価し、
 どのようにして実現するか 辻村 定次
 ・資料 (社)日本建設業団体連合会
   『建設技能者の人材確保・育成に関する提言』(抜粋)
□地域の建設産業復興をめざし、「建設産業フォーラム2009」開催!
□【海外建設事情紹介】不況期における各国の政策 2 中国
 中国中央政府と江蘇省の世界金融危機対策 訳 荒川 幸子・華 暁Y
□支所のページ 北海道センター
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第125号(2009年5月)

雑誌画像

□随想 若者の「不安定」化から浮上した「貧困」論の深化へ 山根 清宏
□特集 輸出主導型から内需拡大型へ―建設産業のこれからを考える  ・パネルディスカッションへの問題提起 永山 利和
 ・今こそ建設産業の再生で国民の安心・安全を 古澤 一雄
 ・内需拡大を住宅分野から考える 白滝 誠
 ・中小建設業者の状況と条件整備について 富塚 孝
 ・建設労働者の状況改善にむけて 中山 徹
 ・討論
□公契約運動をさらに広げて、公正な社会への布石にしよう 村松 加代子
□都政の焦点「都市再生」・臨海部開発
 ―オリンピック招致と築地市場移転を例に 市川 隆夫
□建設青年労働者座談会
 若者が入職する魅力的な建設業へ
□住宅困窮者の居住地確保と住宅セーフティネット 坂庭 国晴
□建設歳時記 丸山 美沙夫
□支所のページ 関西支所
 「韓国建設労働事情について」学習会を開催
□【海外建設事情紹介】不況期における各国の政策 1
 アメリカ合衆国の公共投資と住宅危機対策を見る 藤好 重泰
□情勢の特徴
□活動日誌
□新着文献

第124号 2009年3月

雑誌画像
□随想 変革とリーダーシップ 惠羅 さとみ
□特集 地方分権改革と国土・国民生活の安全に対する国の責任
・国土の安全確保機能から見た「地方分権」改革推進の行方 永山 利和
・社会資本維持管理の危機 道路橋梁の場合 高木 直良
・住民の期待に応える国の出先機関確立こそ急務
--「第二次勧告」の狙いは道州制 玖村 徳則
・道州制導入と一体の「地方分権改革」都道府県行政の空洞化を許さない 熊谷 守朗
口重層下請構造における下請業者と現場従事者の状態『建設産業の重層下請構造に関する調査・研究報告書』(2008年9月)から 山根 清宏
□UR空家住宅を活用して住宅困窮者に住まいを 坂庭 国晴
□2008年賃金実態調査
・徳島建労2008年賃金実態調査の概要 藤木 寛人
・首都圏4組合2008年賃金実態調査の概要 建設政策研究所
口2009年度政府予算案の特徴〜建設関連予算を中心に
 〜相変わらず大規模事業に手厚い配分 木村 佳則
□大手ゼネコン・ハウスメーカー4年間で内部留保を大幅に積増し  辻村 定次
□建設歳時記 丸山 美沙夫
□支所のページ 社会保障制度から排除される季節労働者 北海道センター
□本の紹介
・片寄俊秀・中川学著『まちづくりの危機と公務技術 
 ―欠陥ダム・耐震偽装・荒廃する公共事業―』
・NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議編『都市再生――熱狂から暗転へ』
□情勢の特徴
□活動日誌

第123号 2009年1月

雑誌画像
□巻頭言 構造改革政策の枠組みを変え、地域・中小企業、国内消費中心にした
      新体系への転換で世界同時大不況の克服を 永山 利和
□新春巻頭 2009年の展望
 ・維持可能な社会と公共事業の未来 宮本 憲一
 ・“3FCrisis”の時代をどう乗り越えていくか 寺西 俊一
 ・新自由主義の破局と憲法9条プラス25条の活力 二宮 厚美
□特集 建設不況からどう脱出するか
 ・第20回定期総会記念講演 『週刊東洋経済』副編集長 岡田 広行氏
  社会保障の拡充と住民生活の総合政策――新たな経済社会の仕組みづくりへ
 ・緊急インタビュー 全建総連 古市良洋書記長
  建設不況打開!仕事おこし!就労確保!
 ・工務店取材 あかつき建設 建設の町医者的存在をめざす
 ・金融危機から中小建設業と建設従事者の営業と生活を守るための見解と提言 建政研
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□第20回定期総会報告 建設産業の新たな枠組みを提起していく一年に
□厚労省「標準生計費」を最低基準とする新設計労務単価の試算 建政研
ロトンネルじん肺根絶における「積算基準の見直し」 石田 直道
□建設業と環境問題 国産材で住宅を建てる 高木 直良
□11月19日、那覇地裁判決は、泡瀬干潟埋立の歴史を大きく動かした 前川 盛治
□支所のページ 関西支所第14回定期総会
□【海外建設事情紹介】イギリス・ドイツの最新・騒音&振動障害のとりくみ3 神田 豊和
□情勢の特徴
□活動日誌
口第15回全国建設研究・交流集会アンケート結果の概要
□新着文献

第122号 2008年11月

雑誌画像
□随想 改憲の動き等に思う(08年9月25日日記) 後藤 英輝
□特集 国土形成計画と地方自治 グローバル戦略プロジェクト
・巻頭 国民本位の国土形成計画を目指して 葛西 浩徳
・国土形成計画の概要 国土交通省国土計画局総合計画課
・東アジアの物流拠点になり得るか横浜市の港湾計画 前田 辰男
・国土形成計画を先取りした地方自治体の企業優遇 近畿圏と堺市シャープ工場 越智今日子
・国土形成計画(全国計画)に関する見解
□首都圏建設アスベスト訴訟の今日的意義と展望 東京土建 清水 謙一
ロシリーズ 建設危機と闘うT
・9.12 建設不況打開・建設産業怒りの総決起集会
・インタビュー 資材高騰が経営を直撃 防水業者 大内貞雄氏
ロシンポジウム パワービルダー企業と請負契約労働者(一人親方)をめぐって
ロインタビュー 中小建設業者への貸し渋り貸しはがし 彩経営コンサルタント 渡辺 正幸氏
□【支所のページ】北海道センター 北海道の建設産業で何が起きているのか その実態把握を 川村 雅則
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□本の紹介 日本住宅会議編「若者たちに『住まい』を!格差社会の住宅問題」
□【海外建設事情紹介】英独政府の職業病の取り組み2 建交労 神田 豊和
□情勢の特徴
□活動日誌

第121号 2008年9月

雑誌画像
□随想 色で「魅せる」時代? 神長 唯
□特集 韓国の建設産業基本法改正に学ぶ
 ・韓国建設産業視察報告 藤澤 好一
 ・重層下請構造の温床「施工参加者制度」の廃止
 ・建設労働者の賃金・労働条件の改善
 ・雇用保険加入のためのICカードの導入と普及努力
 ・建設産業のための人材育成機関
 ・技能工養成は労組の重大責務
 ・韓国視察 参加者感想 島野義人、桑原厚、小島潤
□熊坂トンネル手抜き工事・内部告発・解雇事件
 ・インタビュー 山口 満氏 コンクリートが崩落するトンネルをそのままにしてはいけない
 ・内部告発者の支援と手抜き工事の再発防止に向けて 西田 修一
□インタビュー 淀川水系流域委員会 宮本博司委員長
  住民主体の河川整備計画案の実現に向けて
□住宅瑕疵担保履行法施行における問題点 徳元 茂
□シリーズ 建設危機と闘うT
 ・ガソリン・資材高騰による窮状の打開を訴える
    ―埼玉土建トラックパレード 島野 義人
 ・解説 単品スライドのしくみと問題点 古澤 一雄
□【支所のページ】関西支所 関西建設政策研究交流集会報告 日朝 洋明
□【海外事情紹介】イギリス・ドイツの最新・騒音&振動障害のとりくみ 神田 豊和
建設人九条の会のページ―九条改憲と一体の派兵恒久法を許すな
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□情勢の特徴
□活動日誌

第120号 2008年7月

雑誌画像
□随想 少数派というもの 西谷 敏
□特集 事例研究 自然特性を踏まえた安全重視の県土づくりへ
 ・千葉土建と建政研との共同研究のあらまし
 ・自然特性と社会的要因が災害に及ぼす関係
 ・民間住宅における耐震化の現状と課題
 ・公共施設における耐震施設の実態と課題
 ・千葉県の開発と財政の特徴
□けんせつ歳時記 丸山 美沙夫
□取材 大手元請現場で就労と賃金・単価の協定書を取交わす
□「200年住宅法」を住宅建設政策の流れで考える 鎌田 一夫
□第6回建築インター アジア・太平洋セミナー
   移民労働と労働安全衛生を焦点に  廣瀬 肇
□建設産業におけr環境問題を足元から考える 高木 直良
□本の紹介 『図説 市民とすすめる自治体財政再建』自治体研究社
□【海外事情紹介】アメリカ建設労働事情 3 惠羅 さとみ
□建設政策研究所の本 出版案内
□情勢の特徴
□活動日誌